イップスケアの専門機関であるイップス研究所において、約12年前から5,000名以上のイップスケアを行ってきた結果、多くの選手がイップスを克服してきました。しかし、その一方で年々イップスで悩み困っている方々が急増しているも事実です。
今では、「イップス」という言葉は徐々に認知され始めていますが、指導者や親御さんのイップスに対する認知、理解が乏しいというのが現状です。
それに加え、ケアする方々の環境が整備されていないためにスポーツを諦め、挫折してしまったという声は今でもよく耳にします。
現在もイップス研究所には全国から多くの方々が来所されていますが、遠方などの理由で来所出来ない方がたくさんいらっしゃいます。
さらに、イップス研究所にて臨床した事例を各界のイップスに携わっている方々からお問い合わせをいただいている事情もあり、我々は組織として、あらゆるスポーツのイップスケアが出来る方(認定者)を全国に増やし、「イップス」の認知・理解を普及させたいと考え、日本イップス協会の設立を決めました。
今回の決断がスポーツ人口の増加とレベルアップに繋がり、より多くの方々と一緒にスポーツ界に明るい未来を切り開くための一助になると信じています。
末筆になりましたが、日本イップス協会は、プロ野球関係者、各プロ・アマチュアスポーツ関係者、トレーナーの方々、各企業のご協力があって設立に至りました。心から御礼申し上げます。
目的
設立
2012年7月14日
事業内容
協会の活動
新聞・雑誌などに、イップスとは何か、イップスがいかに克服できるかを啓発する記事や広告を掲載するなど、広報活動を行っています。
日本イップス協会では、スポーツ従事者の方々に向け、全国各地でイップスや各分野の専門家によるセミナーを開催していきます。イップスに対する理解を深め、克服に対する知識を得ることができる機会を積極的に提供していきます。
日本イップス協会では、年に数回、指導セミナーを開催していきます。 全国から認定トレーナーが出席し、さまざまな講演や勉強会、トレーニングが行われるこのセミナーは、トップレベルの専門家の話を聞き、最新情報に触れ、認定トレーナー同士が親睦・交流を深める絶好の機会となります。
イップスに対する問題や不安について、実際に認定トレーナーとして活躍している専門家に接してアドバイスを得られる絶好の機会として、相談会も実施していきます。
どこでイップスについて相談できるのか、どのように認定トレーナーを利用したらよいのかという質問や、どうしたら認定トレーナーになれるのかという問い合わせに対応していきます。
日本イップス協会のホームページでは、イップスや日本イップス会の活動に関するさまざまな知識や情報を提供しています。また、認定トレーナー資格等に関する質問にもお答えしていきます。
役員名簿
会長 | 河野 昭典プロフィールはこちら |
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事務局長 | 河野 祐美子 |
理事 | 大竹 宏幸 元 明治大学準硬式野球部監督 |
理事 | 平野 謙 元 中日ドラゴンズ1軍コーチ |
顧問 | 川村 憲一 |
メディア掲載内容
2016.04 | 日本イップス協会がみのわ新聞に紹介されました |
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2015.10 | 月刊 秘伝 10月号 当協会会長の河野がイップス克服法を解説 |
2012.08 | 福岡ソフトバンクホークス小川2軍監督と当協会河野会長の対談内容がバッセン第27号に掲載 |